2024年9月 埼玉アイスアリーナにてスケート
2024年9月28日
昨年同様今年も上尾アイスアリーナにて、アイススケートを行いました。参加者は3名です。
スケート場の入り口で待っていると後ろからAさんに声をかけられました。「今日はKさんに教わって滑ろうと思っている」。この瞬間に「今日は終わったぁ」でした。Sコーチのスケート練習に参加されているAさんから、スケートを使ったスキーに役立つトレーニングの方法を聞きだそうと思っていましたので(でもよくよく考えたら、滑れもしないスケートでのドリルを聞いたところで、できないんですよね)。Aさん曰く「Sさんのレッスンは滑れるレベルに応じてどんどん滑らせてアドバイスをするスタイルでね。私はほとんど滑れないので、とりあえず滑れるようになるためにその周りを遠巻きに自主練をしていたんだ」とのことでした。
とりあえず中に入ってスケート靴を選び、履くところから。貸し靴はフィギュアがほとんど。ちょっぴりホッケー用と10足ほどのスピードスケート用(ハーフ)。この2種類には「上級者用」と但し書きがありました。スピード用はローカットでつま先から紐で締め付けるタイプ。前後にぐらつくことはないのですが、左右にはグラグラします。足をぐねって捻挫するのではと不安になりました。履くのに苦労していると、リンクのほうからOさん登場。「夕方用事があるので、1時間前から滑っていて2時半には上がります」ということでした。素人2人でヨタついて終わりかぁと思っていたので、まさに救世主でした。リンクの縁をヨタヨタしている私を見かねて、Oさんが滑り方を教えてくれました。
「スキーでスケーティングできるでしょ、あれと一緒。 足の先を少し開いて(60度くらい?逆ハの字)、例えば右足のインエッジで押して、押された左足の上に乗って滑らせる。膝は軽く曲げること。その足にけった足を寄せて逆ハの字。それを交互に行って前に滑っているんですよ。」確かに滑れる人を見ると足首・すねの前傾が保たれて、背中もそれと同じ前傾が保たれていましたね。
聞いたからといってすぐにできるわけでもなく、軍手で縁の手すり掃除をしながら5~6周して2時間弱で終了しました。Aさんはインラインスケートをやっていただけあり、片足に乗りながら10周以上していました。
ちなみに、Aさん曰く「インラインスケートはグリップして横ずれしないけど、スケートは横滑りしたりするからちょっと違うね」ということでした。
アイススケートがスキーの役に立つかというと、良い位置に乗っていくこと、前後左右のバランスを保つことで体幹が鍛えられる、などあるかなと思います。ヨタヨタしただけでも、全身が軽く筋肉痛なりました。
後日、上尾市図書館に立ち寄るとアイススケートの教本が3冊ありました。「ジャンプの仕方」、「ステップのレベルアップ」、「フィギュアスケート入門」。入門編にはきちんと初歩の滑るまでの動作やら、「止まり方」が4種類紹介されていました。・プルークで止まる・Tの字で止まる(前、後ろ)・ニの字横向きで止まる。これを読んでから行くべきでした。 上の写真に「教え魔」とありますが、私の前には現れてくれませんでした。ヨタヨタ素人は相手にしないのか。「教え魔」の対象にも基準があるのか。見境なしではないようです。
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